New iPod nano & classic

 

2007年09月23日

[2007.09.23] “New iPod nano & classic”
-2007.09.25:追記
-2007.10.06:追記

"iPod touch" の出荷が始まった。

例によって、彫物をすると後回しにされる。「転売なんかしませんよ〜」という決意表明をしているのに、なんで?...と思うが、刻印サービスを含めて特殊なことをすると、すべてシンガポール発になるというのがその理由だそうだ。お名入れ程度のことは国内でもできるんぢゃないかなあ。ま、タダでしてくれるんだから文句は言うまい。

で、ボケッと待つもの手持ちぶさたなんでとりあえず、ブサイクだけどけっこう可愛い "iPod nano" と "iPod classic" をゲットしてみた。

まいど、カラーの選択には悩まされるものだが今回のカラーはあまり物欲を刺激しないんで、 “iPod nano” は、毎度おなじみ無難な選択で「シルバー」である。 "iPod classic" は、前モデルと比較のために「ブラック」を選択。

“iPod nano” の「シルバー」は、最近のアップルのトレンドカラーということでもあるし、ブラックモデルは第2世代の方がそのデザインにマッチして魅力的であったように思う。...が、その価格に今一つ魅力を感じなかったので、現在までわが "iPod Family" のラインナップには存在していない。(だって、30GBとおんなじ値段でっせ)

第2世代の発売当時、4GB版にブラックがあれば即決だったんだが、(PRODUCT)REDにその座を奪われてしまった。(実は、期待していた赤とは微妙に違っていたんだけどね)

セコい話ではあるが、色がシルバーと決まってしまうと8GBモデルを選ぶのはちと抵抗がある。ここはひとつ、大人になって廉価版の4GBにしておこう。

動画もイケるといっても、4GBではなあ...という懸念もあったが、本格的なストック用には "iPod classic" に160GBという巨大な選択肢もあるんだから、お気に入り映画のちょっと見とか最近のデジカメ動画再生用としての用途には十分だろうという気もする。

"iPod nano" の魅力は何よりそのサイズと重量だから。

しかし、筐体サイズをもう 5mm 下へ伸ばせば窮屈なホイール周りがすっきりするのになあ。ドックに乗せるとホイールの下の方は隠れてしまい、操作はしずらい。

また、付属のドックアダプタは、それを考慮してか前を開放にした形状のため、初代や先代の専用ドックとくらべるとホールド感に欠ける。ただし、”iPod classic” のようにそっとのせるというタイプではなく、グサッと差し込む感じなのでフィーリングはさておき、実際はそれほど不安定ではない。

コネクタが底面中央に位置するのは評価できるが、ホールドボタンまで下にもっていかれると、ドックに乗せて操作はできない。

ま、戸外ではヘッドフォン端子と同じ方を向いているので便利かもしれない。

新型を手にした感覚は、そのマイルドなデザインから想像されるものとは裏腹にけっこうシャープである。ようするにエッジが鋭く “iPod with video” の「デザインはシャープで手にするとマイルド」というのとはちょうど逆である。( “iPod classic” )

先代は表面がフラットだったので全面を覆うタイプの保護シートが使えたが、今回のモデルは液晶部分とボディにわずかの段差があるので、厚さ以外のサイズが同じでも流用できるのは背面用ぐらいである。(ホイールサイズは “iPod classic” は変更がないようだが、それでもセンターボタンがへこんでいるのでピッタリとはいかない。)

新しいインターフェイスは人に見せびらかすにはいいが、毎度まいど、芸を見せられるのもちとイラつく。だれも見たいと思っていない状況でシコシコ背景を動かす様はまるで、「びすた」状態である。

トップメニューからこの芸は始まっているので、初めて "iPod" を購入した人にとっては親切であっても、ある程度慣れたものにとっては非常にうっとうしく感じられることもある。

あえて素早いメニュー操作にはグラフィックスの描画が追従しないように作ってあるようで、それによって待たされることもない。このへんは、ソフトの作り込みが巧妙だといえるだろう。できれば、設定でオン・オフができればよいが、そんな機能は無い。

まいど世代が変わるたんびに以前からあった機能が省略されたり、使い勝手が悪くなるということがあったが、今回も例外ではないようだ。

まだ初期バージョンのせいか、かなりヒドイ状態である。一応、一回目のバージョンアップまで待ってから評価したほうがよかろうと思って「version 1.0.1」になるのを待ってみたが、それほど改善されていない。

新しく増えたウリの部分は、本家アップルやいろいろなサイトで紹介されているので、ここではいまいちの部分を中心に紹介する。基本的な機能については、 “iPod nano” も “iPod classic” も容量や画面サイズ以外に違いはないので、 “iPod nano” を中心に検証してみた。

1.Cover Flow

なぜかメニューの中でもカバーフローとは表記されず英語のままである。

"iTunes" ではプレイリストを選択したうえで "Cover Flow" を選べるので、ある程度候補を絞ってから探すことができるが、 "iPod nano" 上では全ての音楽が対象になってしまう。

7〜80枚程度のアルバムならそれほど目くじらをたてるほどのことでもないが、これは 4万曲(160GB)収納可能な "iPod classic" でも同様なのだから、やはり問題であろう。

コンピレーションアルバムではかなり悲惨なことになる。 曲ごと(または、アーティストごと)にジャケットが表示され、それを選択すると曲自体は複数出てくる、という訳のわからんことになっている。 [2007.10.06-version 1.0.2 で修正]

なぜか設定メニューにコンピレーションのオンオフが無いが、まさか忘れたんぢゃあるまいなあ。

また、プレイリストやジャンルを選択した場合は、文字だけしか表示されない。カバーフローどころか、全アルバムを選択したときには小さく表示されるジャケットさえもない。アーティスト数やアルバム数を数字で小さく表示するのみで、 ビデオコンテンツに対しては、カバーフローそのものさえない。 これはひどい手抜きと言わざるを得ない。[2007.10.06-version 1.0.2 で一部修正]

トップメニューでは各項目の選択によって、スクリーンセーバーのようなジワッと移動するグラフィックを見せながら、プレイリストからの最終選択ではまったく絵は見せないなどどいうのは、表でうまい話に乗せられて裏でボッたくられるるタチの悪い客引きのようなものだ。

また、ビデオメニューの順番で、以前はトップにあったプレイリストは下の方に移動されて、選択するのにワンアクション増えてしまった。 これでは、選択の手間を軽減しようとわざわざプレイリストを作る意味はない。「プレイリストなど作るな」といっているようなものだ。(たぶんそう言いたいんだろう)

2.再生中の機能

今回のバージョンから、再生中でもセンターボタンを押すことによってシャッフルの切替ができるようになったが、そのかわりにアルバムジャケットの全画面表示がなくなってしまった。

全画面表示については、 "iPod Hi-Fi" に乗せたとき背景をブラックにした表示も一緒に省略されている。ついでに、スピーカというメニューも抹殺され、 "iPod Hi-Fi" に対する音質の調整はできない。

3.メニュー構成

バックライトのオンオフをメインメニューに表示できなくなっている。表示だけでなく、そのような(任意にバックライトをオンオフする)機能さえない。バックライトに関しては常時オンとオフ、または時間設定のよるオフのみである。

第4世代までのメニュー長押しでバックライトのオンオフは今回も復活することなく、それどころか表示内容を確認したいときだけ点灯することは完全に不可能になってしまった。いったい何を考えているんだろうか?

また、 再生ボタン長押しでスリープになる時間は短くなったかわりに、メニューボタン長押しでトップに帰る時間が若干長くなった。(一勝一敗でチャラね)

4.エクストラ

[アドレスデータ改め連絡先]

連絡先?なんぢゃそりゃあ。まさかアプリケーションフォルダにある「アドレスブック」もレオパルドでは「連絡帳」になるのか?それでは、ちょっと意味が違ってくると思うが。 "iTunes" と同期するときの表記は「アドレスデータ」なんだから「連絡先」はねえだろうと思うのは、私だけではあるまい。

その「連絡先」では、姓名の表示が入れか変わってしまう。もちろん設定で連絡先データを姓で並び替えてもだめで、名で並び替えようものならまったく訳のわからん順番(漢字コード順か?)にしてくれる。

とりあえずの「読み」の項目がないのと、以前はあった「表示に関する設定」がないのが原因だと思うが、人に見られると恥ずかしいので早急な改善を望みたい。

第5世代では項目ごとに色分けされていたが、それも省略で真っ白に区切り線だけ。だいたい、「アドレスブック」のグループさえ反映しないんだから、まさかこんなものだれも使わないだろうと考えているのがミエミエなんだけどね。

[世界時計およびアラーム]

時計項目にあったスリープタイマーは新設されたアラームの項目に移った。そのアラーム機能は、どこからの要求かは知らぬが連絡先にくらべてえらい高機能ぶりである。

以前は、24時間以内の単純な設定のみであったが、今回からは日付や時刻はもとより、何年何月何時何分にどのような音楽でどういった内容を通知するかということまで選択できる。

時刻設定時には、左側に表示されるアナログ時計の針までが連動して動くという凝りようである。もちろん誕生日などは何年にもわたって(2099年12月31日までは)律義に繰り返されるのだろう。(たぶん)

いったいアップルはこの "iPod" を何年使えというのだろうか。とりあえずバッテリーの寿命など眼中にない様である。

ちなみに、ラベル項目で「起床」を選択した場合は「起きる時間です。」と表示され、「電話」を選択すると「電話してください。」となる。

この内容はプリセットのみで、たとえば「こら、起きろ!遅刻するぞバカ野郎!」などと変更することはできないが、アラーム音はプレイリストからも選択できるので、そういう過激な内容の曲を選択することで、同様の効果は期待できるだろう。

5.ボイスメモ

以前はエクストラ内にあったボイスメモは、デバイスを装着してデータが存在する場合にのみトップメニューに表示されるような仕様に変更になった。

アップルのサイトに掲載されている画像を見る限り、エクストラメニュー内にボイスメモの表記がなかったので、第5世代までに対応していたボイスレコーダは今回も全滅か、と思ったがそうではないようだ。

ただ、ラジオメニューのように使用していないときに、表示を消してしまう必要があるのか疑問である。一度使用したら残ってもいいようなものだが、録音データを全て消してしまうとメニューからもその機能の存在が消えてしまう。トップメニューを煩雑にしないためにという言い訳もあるだろうが、それなら以前のようにエクストラの中にひっそりと存在する方がましだ。

確認できたのは「XtremeMac MicroMemo」のみであるが、その他の製品もたぶんおけ〜ぢゃないかと思う。

ただし、装着しても自動的にボイスメモ画面にならないし、”MicroMemo” のボタンを押しても反応しない。メニューからボイスメモを選択すれば録音はできるが、ちと面倒だ。このままでは完全対応とは言えないので、いずれメーカの方で対応製品が出てくるだろう。

録音開始と停止もセンターボタンでなく再生ボタンで動作するように変更になったみたいだが、なんでこんな基本的な操作方法まで変えてしまうのか理解に苦しむ。

6.ビデオ機能

アップルのサイトで “iPod nano” と “iPod classic” の仕様を比較して見ても、よくわからないところがある。

iPod classic

H.264ビデオ:最高768 Kbps、320×240、毎秒30フレーム、Low-Complexity1.3のベースラインプロファイル(最高160 KbpsのAAC-LC)、48 kHz、 .m4v/.mp4/.movファイルフォーマットのステレオオーディオ

iPod nano

H.264 ビデオ:最高2.5 Mbps、640×480、毎秒30フレーム、最高レベル3.0のベースラインプロファイル(最高160 kbpsのAAC-LC)、48 kHz、 .m4v/mp4/.movファイルフォーマットのステレオオーディオ

これだけ見ると、オイオイ “iPod nano” の方がスペックは上位になるのかよ、と思ったがこれば全くのウソっぱちである。ま、新製品発表直後によくあるご愛嬌だが、たぶんそのうち修正されると思う。

同ページ下の方にある仕様一覧表内では、どちらもビデオ機能に関しては同様で以下の通り。

H.264 video(最大2.5Mbps、640×480ピクセル、毎秒30フレーム、最高レベル1.3のベースラインプロファイル(最高160KbpsのAAC-LC)、48 kHz、.m4v/.mp4/.mov ファイルフォーマットのステレオオーディオ)

要するに、前モデルである “iPod with video” では “iTunes” で「選択項目を iPod 用に変換」をしてやらないと転送できなかったスペックの動画が、どちらの機種でもすんなりとコピーできる、ということで一種の規制緩和みたいなもんだな。( “iPod classic” & “iPod nano” の両機種とも確認済)

ビデオ設定メニューにおいても意味不明な部分がある。

ワイドスクリーンの映画などを4:3の画面で再生する場合すべての内容を表示するためには、上下に黒幕をつけた状態で再生するしかない。ただ、これだとワイド率の高い映画では結果的に絵が小さくなってしまうので、従来は設定項目で「ワイドスクリーン=オフ」を選択することにより、画面の両サイドを切り落として縦方向をいっぱいに使った再生を選択できた。

要するにテレビの「日曜洋画劇場」的な画面構成になるわけだ。(別に水曜ロードショーでもいいんだけどね)

ところが、今回のモデルでの設定項目はワイドスクリーンではなく、フルスクリーンとなっている。ま、いままでと反対の設定になったんだろうと想像できるが、その選択肢はの「オン/オフ」ではなく「オフ/両方」である。両方?なにそれ?

両サイドを切り落とすから両方か?....ちがうよな。で、マニュアル(iPod nano 3rd 機能ガイド)を参照すると37~38ページには以下のようにある。

設定内容 手順

 ○ビデオをフルスクリーンで表示する「フルスクリーン」を「オン」に設定します。
    「フルスクリーン」を「オフ」に設定した場合、ビデオはワイドスクリーン
    で表示されます。

 ○キャプションを表示する 「キャプション」を「オン」に設定します。

こちらには、オンにせよと書いてあるが、"iPod" 本体側ではオンはなく両方である。

今回のモデルから「キャプション」という項目が追加されたが、クローズドキャプションに対する設定も「オフ/両方」となっている。クローズドキャプションが字幕とどう違うのかは知らぬが、クパチーノでは両方という日本語は「オン」と読むのだろう。

[2007.10.06-version 1.0.2 で一部修正。さすがにクパチーノでも「両方」はねえよなあ、ということになったらしい。]

大半の映画はワイドスクリーンであり、そちらをデフォルトにしたいから設定項目名をフルスクリーンという名称に変えたんだろうけど、残念ながら "iPod nano" も "iPod classic" も画面のはアスペクト比は、4:3(320 x 240)である。

だいたいマニュアルと表記が異なるのもいかがなものかと思うが、これなどは変更の必要のないものまで変えて、余計な混乱を招いてしまう最悪の例といわざるを得まい。

ついでにいえば、同じビデオ設定メニューにある、「TV 出力」という項目はセンターボタンを何度押しても反応しない。これはボイスメモの場合と同様に、所定の適切なデバイスが接続されていないと表示されないというアップルお得意の「親切設計(大きなお世話)」の仕様によるものらしい。押しても反応しないメニュー項目なら、表示しない方がよいとおもうけどなあ。 [2007.10.06-version 1.0.2 で一部修正。あらかじめ設定できるようになった。]

とりあえず、S映像端子のついたユニバーサルドック(MA045G/A)に乗せると「オフ・確認・両方」という三択になる。ここでもまた「両方」が出てくるが前述の通りこれは「オン」と読む。で、ここでまた不満点が露呈する。

「確認」は再生を開始する前に「TV 出力」をするかしないかを選択するメニューが表示されるわけだが、問題は件の「両方」である。普通両方いえば "iPod" の液晶とテレビ画面の両方に表示されるのかと思いがちだが、そうではない。映像はテレビ画面のみで "iPod" 側には再生中のタイトルが文字で表示されるだけである。

第5世代でもそうだったので機能としてはやはり「オン」に過ぎないのだが、従来はジャケット(というか、音楽と同様に適当に貼り付けた絵)を表示していたんだが、新型は文字だけであり、これもひどい手抜きだ。

新しいシリーズ用のドック(MB125G/A)はいまだ入手できていないが、こいつにはS映像端子はなく「Apple コンポーネントAVケーブル」または「Apple コンポジットAVケーブル」をセットで購入しないと使用できない。もちろん従来の「iPod AV ケーブル(M9765G/A, B)」は使えないし、第4〜5世代用の他社製品もペケである。(ただし、ユニバーサルドック背面のLINE OUT 経由だとOK)


詳細は不明であるが、おそらくヘッドフォン端子に映像出力がなくユニバーサルコネクタ側のみになったことによるものと思われる。

ビデオ出力のある "iPod photo" 用のドック(M9868G/A)でも使えるかと思ったが、ビデオ設定メニューの「TV 出力」項目は反応しない。世代が違うので仕方ないといえばそれまでだが、前述のユニバーサルドックに乗せて再生を始めてから乗せ換えると、なぜか旧ドックでも再生画像が表示される。

要するに、ハードウェアの仕様が異なるのではなく “iPhone” に対する “iPod touch” のようにソフト的に制限をかけているようだが、そんなヒマがあったらもっとやるべきことがあるはずなんだが....。(←姑息)

姑息といえば、製品付属のアダプタが使えないような製品に対応しないのは当然だろうが、セット販売(当然価格も高い)のアクセサリ製品が多過ぎる。

前述のユニバーサルドック(MB125G/A)には最近の機種を買うと必ず付属しているリモコンが抱き合わせだし、充電器までついてくるAVケーブルというのも前代未聞だろう。

「今買うと、XXXがついてくる!」という場合はたいていバラで買うより安いのが一般の常識だが、旧来のAVケーブル(iPod photo AV ケーブル [M9765G/B])と充電器(iPod USB 電源アダプタ [MA592J/A])を別々に買うより高い。もちろん、仕様が全く違うといえばそれまでだが、不必要な物まで買わされるのはかなわん。

“iPod photo” の初期バージョンを7万円越えで購入し、その後付属品を別売にしたことによって4万円台になったのを見て、目が点になったことは忘れてないからね。

ところで、手元にある初代の「iPod Radio Remote(MA070G/A)」を接続してみたところ、動作はするがなぜか選択できる周波数が、87.5MHz ~ 107.9MHz と国内の仕様に合っていない。ファームウェアバージョンアップで改善されるのかどうかは不明である。(たぶんないだろうなあ)←単に、設定メニューの「地域の選択」が日本になっていなかっただけでした。「iPod Radio Remote(MA070G/A)」は、現行モデル(shuffle 以外)でも使用可能、 ということで失礼しました。(訂正:09.28)

ついでにいえば、画面上の表示は以前の方がメカニカルでカッコいいと思う。いっそ強化されたグラフィック機能を駆使して、レトロなアナログチューニング風の回転ダイアル式にしてみるとか、この辺はもう少し凝ってもよかったんぢゃないかなあ。


どうせFM放送なんか地方ではせいぜい2〜3局程度で、よほど条件が良くないとまともに受信できない。アップルによると「現在、日本ではRDSに対応していません。」という "RDS (Radio Data System)" とやらのために買い直すのはばかばかしいが、その画面を見たいばっかりに「iPod Radio Remote」を購入する客層は少なからず存在すると思う。(...と、我が身を振返る)

もちろん、ここでいう「現在」とは「未来永劫」という意味であることは言うまでもない。

とまあ、使い込むほどにボロが出る新型だが、みんなで文句を言い続けりゃちったあマシになるかもしれんで、今後のバージョンアップに期待しよう。(^^);

もちろん、よくなっているところだってある。(当たり前田のクラッカ〜♪←古い)

“iTunes” に接続して最初に表示される項目のリストは、前回設定したものがやっと反映されるようになった。何時までたっても改善されないので半ばあきらめていたが、忘れていた訳ではなかったようだ。こんな当たり前の修正に2年近くもかかるのはいったいどのような体制でサポートをしているのかとあきれてしまう。

しかし、第5世代の “iPod with video” では、相変わらずプリセットされた項目表示に戻ってしまう。(ver. 1.2.1)くそ〜、こんな機能でさえ新しい機種のウリにするつもりか、と思わずムッとしたが、(ver. 1.1.3) “iPod nano” の第2世代も同様であったはずなのに、そちらはいつのまにか改善されている。(ひょっとして、一度復元しないと反映されないのかな?)

ま、も少し待ってやるか。どうせ2年も待ったんだからもう2年ぐらいは様子を見よう。

まいどのことながら、短時間遊んでみただけで書き散らかした杜撰なレポートで申し訳ないが、よくなっている部分もあればそうでないところもある。

前モデル発表から一年以上の間に、おそらく各所からの要望やら圧力(?)でこのような仕様になったのであろうが、凝り凝りに凝ったところとそうでないところの差が大きい様に思う。

一般的には、改善された文字やグラフィクス、その他多大な機能強化の部分などで新規ユーザだけでなく旧来からのユーザにも買い替え、または買い足しを促す魅力はあると思うが、今一つのすり合わせというか研磨を望みたい。

テキストデータを放り込んで、メモとして読めるのはありがたいが、あいかわらず文字が小さい。太くなったので多少読みやすいとは思うが、文字フォントの改良をするならついでに表示サイズもせめて大小程度は欲しい。その程度のことは、4GBではなく4MBのメモリしかなかった "Palm OS" でもできたことなんだからね。

せっかくホイールによる素早い選択を可能にしているのに、画面表示がその動きをスポイルしてしまうようでは本末転倒である。また、グラッフィクスも文字で見せるより派手で綺麗だからという理由ではなく、わかりやすいからという本来の目的を忘れてはなるまい。

版権情報など仔細に確認はしていないが、おそらく基本的なソフトウェアに大きな変更があったものと思われる。操作方法の違いにより "iPod touch" とはまた異なる方向へのアプローチも必要であろうという気もする。

加えて、従来の製品で学習したものが無駄にならぬような配慮も欲しい。変える必要のないものまで変えることは改良とはいわない。

そういう意味では、今回の新ラインナップのソフトウェアに関してはローカライズ担当者にも猛省を促したい。


2007年09月某日 Hexagon/Okayama, Japan