あやしいベータ版

 

あやしいベータ版
2009年03月02日

2009年03月02日
あやしいベータ版



”Safari 4 Beta” をインストールしてみた。

米国報道発表資料抄訳とはいえ公式発表文を掲載するぐらいだから、さぞかし気合いの入ったベータ版だろうと思い、速攻でインストール。

Safari 4を発表 — 世界最速、最も革新的なブラウザ
新しいNitroエンジンにより、JavaScriptの実行速度が4倍以上高速に

という、まいどの売り文句は話半分に聞いておくとしても、なかなか快適である。なんといっても、「Top Site」というよく訪れるサイトのプレビューの一覧表がナイスだ。

ブックマークや履歴も、iTunes のカバーフロー形式で閲覧できるので探しやすい。

タブバーをトップエンドにあるタイトルバーの空き面積を有効利用しようというエコな姿勢は評価するが、使い勝手はあまり良くない。タブの数が増えると、選択するつもりがクローズボタンをクリックしてしまうことが多々あるからだ。

ま、慣れの問題もあるが、8mm程度(1.5行分ぐらいか?)の有効画面サイズ拡大と引き換えに、操作性が多少犠牲になった気がする。

調子に乗って何でもかんでも詰め込むと、操作性の面でもエレガントなデザインとは言い難いモノになってしまうということかなあ。

しかし、現ベータバージョンでは副作用もあるようだ。

Leopard の最大のウリである「QuickLook」がおかしい。

アドレスブックからドラッグして作成した、複数のアドレスカードを「QuickLook」で参照しようとすると、項目名はグチャグチャになりリンク文字もヘタクソなホームページのようなアンダーライン付きのフォントになってしまう。

写真も最初に参照したカードのピクチャをしつこく表示して、再起動しないと更新されない。もちろん更新されたとしても、またもや最初に参照したピクチャをしつこく表示するだけであるから更新できないことに変わりはない。

【参考画像】



なんで、Safari が関係するのかは不明であるが、”Safari 4 Beta” のインストーラに付属している「Safari4.0BetaUninstall.pkg」でアンインストールすると、元の ”Safari 3.2.1” に戻してくれる。と、同時に「QuickLook」の問題も改善されるので、下手人はコイツに間違いはないと思う。

標準フォントである「ヒラギノ」の表示名も時折「Hirakaku」にバケたりするも問題も完全には解決していない。(←アップルのサポートでは、「そんな話は聞いたことがない」そうなので、コレは我が家だけのごくローカルな問題かしれないが....)

ちなみに、もしそのような症状でお悩みの方は、以下の方法を試してみるとよい。

  1. 1.「Font Book」を起動し、左欄にある日本語を選択。「ヒラギノ角ゴ/ヒラギノ丸ゴ/ヒラギノ明朝」などがアルファベット表記になっている場合は2.へ進む。

  2. 2.「Font Book」を起動したまま、ライブラリの「Fonts」フォルダからデスクトップあたりの適当なフォルダへ「ヒラギノ」フォントのみを移動。

  3. 3.「Font Book」で「ヒラギノ」ファミリーが表示されなくなったら、ユーザライブラリの「Fonts」フォルダへ「ヒラギノ」フォントを移動。

  4. 4.「Font Book」で「ヒラギノ」ファミリーが正しく日本語で表示されたら、そのまま元のライブラリ内の Fonts」フォルダへ戻す。

  5. 5.念のために、再起動して柏手三回(←ハクシュぢゃないよカシワデね)「Font Book」を起動して再度確認。

これで完治したらあなたはラッキー♪ 治らなかったら他にも重大な問題を抱えている可能性があるので生活態度を改めるか、専門医に相談しよう。

しかし、相変わらず太字の iWeb といい、ソフトウェアアップデートといい、Safari ベータといい、どいつもこいつもフォント絡みのバグをもってリリースされるところをみると、ローカライズ担当がよっぽどマヌケなのか水面下でアヤシイ新製品開発をしているんぢゃあるまいか?....という疑念がフツフツと沸いてくる今日この頃。

2009年03月某日 Hexagon/Okayama, Japan